アンカーボルトとはどんな仕組みなのか?
コンクリート舗装の上に建物を建てたときに基礎のコンクリートと木製の建物を物理的に接合するためのボルト。
ホームセンターなどでも3本セットなどで市販されている。
ハンマーでボルトの頭を一撃打つと、コンクリート内で先端が広がってボルトが抜けなくなる。
一度打つとやり直しがきかないから注意が必要だ。
コンクリートドリルで事前に穴を開けて、そこへボルトを落とし込む。
具体的にいつ、どこに打ち込むのか。
ハンデイホーム商品は木製キットと必要な金物(釘・ネジ・兆番など)がセットされているが、アンカーボルトはキットには含まれていない。
立て込んだ住宅地や風当たりのあまりない場所は特にアンカーボルトの設置は必要ないかもしれないが、台風など突風の可能性もあるので、念のためアンカーボルトはつけたほうが安心。
組立前だと位置を決めにくいから、ガレージ本体を組立後、5-10本用意して、後付けでアンカーボルトをつける。
打ち込む位置は、大きさによっても異なるが、扉開口部の両側に各1ヶ所ずつと残りの3面に各1ヶ所ずつの最低合計5ヶ所を固定しよう。
壁が長くなれば2ヶ所ずつに増やす。
ところでボルトサイズですが、太さでなく、長さが重要です。
打ち込んだときにコンクリートに達すること。
2x4が1枚ないしは2枚を突き抜けて、コンクリートに達するようにしましょう。
2x41枚にアンカーボルトを打ち込んだ状態。
2x4が2枚重なった状態なら、ボルト頭分を事前にドリルでくりぬいておくと、コンクリート基礎に先端が達する。